不正競争防止法第三十六条(追徴保全命令)
提供: 特許戦が好きだ
(追徴保全命令) 第三十六条 裁判所は、第二十一条第一項、第三項及び第四項の罪に係る被告事件に関し、同条第十二項の規定により追徴すべき場合に当たると思料するに足りる相当な理由がある場合において、追徴の裁判の執行をすることができなくなるおそれがあり、又はその執行をするのに著しい困難を生ずるおそれがあると認めるときは、検察官の請求により、又は職権で、追徴保全命令を発して、被告人に対し、その財産の処分を禁止することができる。 2 裁判官は、前項に規定する理由及び必要があると認めるときは、公訴が提起される前であっても、検察官の請求により、同項に規定する処分をすることができる。 3 前二項に定めるもののほか、これらの規定による処分については、組織的犯罪処罰法第四章第二節及び第三節の規定による追徴保全命令による処分の禁止の例による。
前条・次条
不正競争防止法
不正競争防止法第八章 保全手続(第三十五条・第三十六条)
- 前条
- 不正競争防止法第三十五条(没収保全命令)
- 次条
- 不正競争防止法第三十七条(共助の実施)