特許法第百六十八条(訴訟との関係)
提供: 特許戦が好きだ
(訴訟との関係) 第百六十八条 審判において必要があると認めるときは、特許異議の申立てについての決定若しくは他の審判の審決が確定し、又は訴訟手続が完結するまでその手続を中止することができる。 2 訴えの提起又は仮差押命令若しくは仮処分命令の申立てがあつた場合において、必要があると認めるときは、裁判所は、審決が確定するまでその訴訟手続を中止することができる。 3 裁判所は、特許権又は専用実施権の侵害に関する訴えの提起があつたときは、その旨を特許庁長官に通知するものとする。その訴訟手続が完結したときも、また同様とする。 4 特許庁長官は、前項に規定する通知を受けたときは、その特許権についての審判の請求の有無を裁判所に通知するものとする。その審判の請求書の却下の決定、審決又は請求の取下げがあつたときも、また同様とする。 5 裁判所は、前項の規定によりその特許権についての審判の請求があつた旨の通知を受けた場合において、当該訴訟において第百四条の三〔特許権者等の権利行使の制限〕第一項の規定による攻撃又は防御の方法を記載した書面がその通知前に既に提出され、又はその通知後に最初に提出されたときは、その旨を特許庁長官に通知するものとする。 6 特許庁長官は、前項に規定する通知を受けたときは、裁判所に対し、当該訴訟の訴訟記録のうちその審判において審判官が必要と認める書面の写しの送付を求めることができる。
四法対照
(訴訟との関係) 特許法第百六十八条 審判において必要があると認めるときは、特許異議の申立てについての決定若しくは他の審判の審決が確定し、又は訴訟手続が完結するまでその手続を中止することができる。 2 訴えの提起又は仮差押命令若しくは仮処分命令の申立てがあつた場合において、必要があると認めるときは、裁判所は、審決が確定するまでその訴訟手続を中止することができる。 …
(訴訟との関係) 実用新案法第四十条 審判において必要があると認めるときは、他の審判の審決が確定し、又は訴訟手続が完結するまでその手続を中止することができる。 …
意匠法第五十二条〔特許法の準用〕で特許法第百六十八条を準用 意匠法第五十八条〔特許法の準用〕第二項、第三項で特許法第百六十八条を準用
商標法第四十三条の十五〔審判の規定の準用〕で特許法第百六十八条を準用 商標法第五十六条〔特許法の準用〕第一項で特許法第百六十八条を準用 商標法第十三条の二〔設定の登録前の金銭的請求権等〕第五項で特許法第百六十八条第三項~第六項を準用
前条・次条
- 前条
- 特許法第百六十七条の二(審決の確定範囲)
- 次条
- 特許法第百六十九条(審判における費用の負担)